我が家の息子には卵と乳製品のアレルギーがあります。そのため、食べられる食材に限りがあります。
冷蔵庫にあると何かと便利な加工食品がウインナーやベーコン。
ウインナーは卵も乳製品も含まれないものをスーパーで容易に見つけることができますが、ベーコンはなかなかありません。そこでベーコンを家で作ってみることにしました。
おいしいベーコンが家で簡単に作れるなんて、すごいですよね!
この記事はストウブで作る無添加でおいしい自家製ベーコンについてまとめました。
ストウブで燻製ってどうするの?
「ストウブで無水調理」の本を参考にしました
私がストウブで燻製をすることができると知ったのは、大橋由香さんの「ストウブで無水調理」の本がきっかけです。
燻製以外にも大活躍のこの本はストウブを使いこなすにあたって、必要不可欠です。
どんな大きさのストウブがいいの?
燻製というと専用な用具が必要なように思いますが、ストウブのお鍋があれば大丈夫。
私が燻製作りに使うのは20cmが多いです。
食材に対してぴったりの大きさの鍋を選ぶことが必要ですが、よほどの大物でない限りは20cmに入ります。
食材に対して鍋が大きすぎると、鍋があたたまるのに時間がかかり、できあがりに時間がかかってしまいます。
ストウブの大きさについては、こちらを参照してください。
【ストウブの大きさの選び方】どうやって選ぶべきかを分かりやすく解説
食材の他に必要なものは?
燻製を作るためにはスモークチップが必要です。スモークチップは木で作られているため、木によって、いろいろなスモークチップがあります。
桜のチップはどの食材とも相性がよく、おすすめです。
「ストウブで無水調理」より
私は「ストウブで無水調理」を参考に桜のスモークチップを購入しました。ホームセンターで購入したのですが、ちょうど桜とヒッコリーの2種類が売られていました。
ストウブの底にアルミホイルを敷き、その上にスモークチップをのせて使います。
作り方はとても簡単
燻製というと大変そうに思いますが、ストウブを使えばとっても簡単です。
- 豚肉に塩と砂糖をまぶして一晩おく
- ストウブにチップを入れて、火にかける
火にかける時に時間はかかりますが、手を加えることがないので楽ちんです。待っている間に、おいしそうなにおいがたちこめてきます。
写真を交えながら、実際に作った時のことを紹介していきます。
豚肉の下準備
自家製ベーコンを作るためには、豚肉に塩と砂糖をまぶして一晩以上おいておく必要があります。
ベーコンを作りたいと思う日よりも前に豚肉を買って下ごしらえを。
これが一晩ねかせた豚肉です。私は、ジップロックにいれて冷蔵保存しています。
燻製をしていきます
豚肉の準備ができたら、いよいよストウブで燻製をしていきます。
アルミホイルの上にスモークチップを敷き詰め、オーブンシートを敷いた上に豚肉を入れます。
ひっくり返す前はこんな感じです。鍋に接していない部分も蓋をして調理しているので、うっすら火が通っています。
ひっくり返すと、鍋底に接していた面はこのようになっています。この時点でおいしそうな色ですね。蓋をして再び燻製を続けます。
自家製ベーコンのできあがり
できあがった自家製ベーコンです。おいしそうな焼き色です。
作っている最中からおいしそうなにおいがキッチンに立ち込めます。
大橋さんの「ストウブで無水調理」の料理本では一晩寝かせるとあります。
が、おいしそうな見た目に負けて、できあがりを食べちゃいます!
自家製ベーコンの食べ方は?
おすすめの食べ方は?
市販のベーコンを焼いて食べることはありませんでしたが、自家製ベーコンはトースターで焼いて食べるだけでおいしく食べることができます。
初めて作った時は、あまりのおいしさにあっという間になくなってしまうほど。
そのまま食べても十分おいしい自家製ベーコンですが、おすすめはポトフです。
自家製ベーコンに加えて玉ねぎ、人参、じゃがいも、キャベツ、きのこなど家にあるお好みの野菜を入れて、塩をふります。
あとはストウブで無水調理。野菜から旨みたっぷりの水分が出てきます。
こしょうをかけて食べれば、最高のごちそうです。
ポトフにすると、野菜がとても甘くてうまみたっぷり。
普段、野菜があまりすすまない子ども達もポトフはパクパク食べます。
もっとスープを楽しみたいという場合は、最初に無水調理で野菜からの旨みを出し、そのあとで水を加えて煮込むと良いです。
私は無水調理で出た水分量を見て、まだスープがほしいと思った時は100ml~200mlほど加えています。
水を加えても、塩で調整すればおいしくいただけます。
冷凍保存も可能
我が家では一回の料理でなくなってしまうほど人気な自家製ベーコンですが、余った場合冷凍保存しておくこともできます。
まとめて2本、3本作って残りを冷凍しておくのも良いですね。その時はストウブ鍋は24cmがおすすめです。
まとめ
ストウブで作ることができるおいしい自家製ベーコンについて記載しました。
燻製というと大変そうに思いますが、ストウブを使えば簡単に作ることができます。
- 卵も乳製品を含まない
- 無添加で安心
- 味が抜群においしい
ストウブを持っている方は、ぜひ作ってみてくださいね。
参考にした本はこちら。
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