ストウブを買おうと思った時に、決めなければならないのが大きさと形。
大は小を兼ねるといいますが、ストウブに関してはあてはまりません。
- 調理に時間がかかる
- アロマレインの効率が悪い
- 重くて洗いにくい
そのため、ストウブのサイズ選びは本当に重要なんです。
私はストウブが大好きで10個持っています。
そんな私がストウブの大きさ選びのポイントについて、分かりやすく紹介します。
大きさ別の使用感も紹介しています。
ストウブの形については下の記事で詳しく紹介しています。
- ストウブを初めて買おうとしている人
- ストウブの大きさで迷っている人
- 実際の使用感を知りたい人
ストウブは用途に合った大きさが大切
ストウブの大きさ選びで大事なことは、作りたい量に合った大きさを使うこと。
なぜ「大は小を兼ねない」のか、その理由は3つあります。
理由1:大きすぎる鍋だと、調理に時間がかかる
ストウブは厚みのある鋳物ホーロー鍋なので、保温性、蓄熱性に大変優れています。
熱しにくく、冷めにくい。
だからこそ食材にじっくり火が通り美味しくなるのですが、裏を返せば火が通るまで時間がかかる!
大きすぎる鍋では、調理に時間がかかる上に、余分な光熱費までかかっていく。
これでは日常使いなんて、したくなくなりますよね。
24cmのラウンドで、ちょっとした副菜を作ろうとは、まず思いません。
理由2:大きすぎる鍋は、アロマレインの効率も悪い
ストウブの魅力であるアロマレイン(食材の旨味を含む水分が、鍋内で循環すること)も、大きすぎる鍋では効率が下がります。
イメージとしては、スチームサウナが近いでしょうか。
実際、大きすぎるストウブで料理をした時に、蓋につく水滴が少なく、食材が焦げてしまったこともありました。
理由3:大きいサイズは重くて洗いにくい
ストウブのデメリットは重いこと。
重くてずっしりしているからこそ、おいしくできるのですが、不必要に大きなものを選ぶのは間違いです。
そのため1つのストウブを何にでも使おうとするのではなく、用途に合わせた最適なストウブを買うことが大切なのです。
それでは、ストウブの大きさを考えるのに役立つ視点を順番に紹介します。
ストウブで何を作りたいかを考える
ストウブの大きさを考えるポイントその1は、ストウブで何を作りたいのかということ。
- メイン料理
- 副菜
- ご飯を炊く
この分け方で分類すると、ストウブの大きさ選びが簡単にできます。
- メイン料理を作るには
-
煮込み料理、肉料理、煮物などとメイン料理を作るには、しっかり容量の入るストウブが必要です。
おすすめはラウンド20cm
- 副菜を作るには
-
野菜をちょっと蒸す、簡単な副菜を作るという場合には、適度な大きさのストウブがぴったり。
おすすめはラウンド16cm
- ご飯を炊くには
-
もちろんラウンドでもご飯を炊くことができますが、ご飯専用のストウブで炊く方がおいしいです。
ご飯専用ストウブのラ ココット DE GOHANがおすすめ
1合、2合、3合の3種類の大きさがあるので、食べる量に合わせて選んでください。
まきこ我が家は全種類そろっており、その日の食事で使い分けています。
料理を食べる人数は何人か
次にストウブの大きさを考えるポイントその2は、料理を食べる人数です。
一人暮らしの場合は、メイン料理を作る時に20cmだとやや多いので、一回り小さい18cmがおすすめです。
1人暮らしには18cm一択。
2人暮らしの場合だと、食べきりの量を作るのにぴったりかやや足りない位かと思います。
大人2人、子ども2人の4人家族の我が家では、20cmが大活躍しています。
肉じゃがを作ったり、煮込み料理を作ったりするのに大活躍。
一食で食べきるにはちょっと多い位の量ができあがります。
副菜を作るには20cmは大きいので、16cmまたは18cmで作ります。
16cmと18cmの使い分けは、具の量が多いかどうかで考えています。
食べきりかまとめて作るか
ストウブの大きさ選びのポイントその3は、料理を一度にどれくらい作るかということです。
前述しましたが、4人家族の我が家で20cmで肉じゃがを作ると、
1食ではやや多いけど、2食分はないかなぁという位の量ができあがります。
2食分や3食分を一気に作りたいという場合は、20cmよりも大きな22cmまたは24cmが視野に入ってくると思います。
我が家では22cmを持っていませんが、メインは20cm、たっぷり作るならブレイザーと22cmがなくても十分対応できるのです。
ちょっと大きくて中途半端な22cmを購入する時は、本当に必要かどうかを考えたうえでの購入をおすすめします。
大きめが欲しいならブレイザーが万能でおすすめ
大きいサイズのストウブを検討している人におすすめなのが、万能に活躍するブレイザー24cm。
我が家では24cmサイズはブレイザーとラウンドを持っていますが、活躍しているのはブレイザー。
- 野菜を何種類も蒸す
- ハンバーグ
- 玉ねぎステーキを作る
- すき焼き
- チキンピラフ
- グラタン
などと、重宝しています。
そのためラウンド24㎝は、鍋やスープなどの汁物用。
我が家は、2つあるので使い分けていますが、どちらか1つにするなら
- ラウンド24cmがおすすめな人
-
鍋やスープ、カレーを一度にたくさん作りたい人
- ブレーザー24cmがおすすめな人
-
ハンバーグやすき焼き、グラタンなど焼くレシピをよく作る人
ブレイザーに関しては、こちらで詳しく解説しています。
ストウブのブレイザー24cmは煮る蒸す焼くと万能なので購入必須
子どもの成長につれてストウブも見直しが必要
我が家の子どもは、小学生と未就学児。
だんだん大きくなるにつれて、食べる量も増えてきました。
ストウブの大きさも、子どもの成長とともに見直していく必要がありそうです。
- 味噌汁作りを16cmから18cmに
- メイン作りを20cmから24cmに
- 将来的に、夫と二人暮らしになったら18cmと20cm
というように、作る量に合わせて最適サイズで作るのがベスト。
ご飯専用ストウブのラ ココット DE GOHAN は全サイズ持っているのですが、必要なご飯の量に合わせて使いわけられるので、すごく便利です。
まとめ
この記事では、ストウブの大きさを選ぶ時のポイントについてまとめてきました。
いろいろな視点で大きさ選びを見てきましたが、それは
ストウブはハレの日の鍋ではなく普段使いしてほしいお鍋だから
とっておきのお鍋にしておくには、もったいない。
日常使いにもハレの日にもぴったりな素敵なお鍋、それがストウブの良さです。
ぴったりの大きさを選んで、ストウブを毎日使ってくださいね。
ストウブの購入場所についてはこちらで説明しています。
実際の我が家での使用頻度についてはこちらで説明しています。
ラウンドとオーバルの選び方については、こちらにて詳しく説明しています。
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