私は生理にまつわる症状、原因不明の子宮の激痛に対処するためにジェミーナというピルを飲んでいます。
ピルというと副作用がつらいのではないか?と思う方も多いと思います。
この私も、過去に違うピルを飲んだ時、あまりの吐き気に断念したことがあるのです。

今飲んでいるジェミーナでも副作用はありますが、飲み続けられないことはありません。
この記事ではジェミーナというピルを飲んでいる私が体験した副作用についてまとめました。
ピルの副作用って?
産婦人科ではジェミーナのパンフレットをもとに説明を受けました。そのパンフレットには、
- 乳房の張り
- 下腹部の痛み
- 軽度の吐き気
- 頭痛
- 不正出血 (休薬期間以外に起こる出血)
と記載がありました。
この中で私が一番心配したのは吐き気。
過去に違うピルを飲んだ時、あまりの吐き気にトイレから出てこられなくなった苦い思い出があります。
そのことを診察で伝えると、吐き気止めのプリンペラン錠を処方してくださいました。



吐き気が心配な場合、診察時に伝えるのが良いと思います。
順番に私に起こった副作用について書いていきます。
やっぱり吐き気
私はピルを夕食後に飲むことにしています。
副作用はどうかなぁとドキドキしながら、眠りについた1日目。
夜中に吐き気にて目が覚めました…
今すぐ吐きそうというまではないものの、袋を用意してトイレの近くで待機するレベルの吐き気です。(実際に吐くことはありませんでした)
私がとった対応
処方してもらった吐き気止めのプリンペランは夕食後に内服しているので、夜中に飲むには感覚が近すぎます…
そこで、勉強中の漢方を活用しました。
吐き気に使う漢方といえば、「五苓散」
「五苓散」を飲んで40分ほど待機していると楽になったので、寝室に戻って寝ました。
そのまま朝まで眠ることはできたのですが、目覚めると胃の辺りがムカムカしています。
つわりを思い出すような胃のむかつきです。
夜中に飲んだ「五苓散」を飲むことも考えたのですが、昨晩から時間があいているのでプリンペランを飲みました。
プリンペランを飲むことで、日中の胃のむかつきは少しムカムカするけど生活できないことはないというレベルにまで落ち着きました。


- 夜にジェミーナを飲む時にプリンペランを一緒に飲む
- 夜中の吐き気には五苓散
- 朝起きた後の吐き気にはプリンペラン
という流れはジェミーナを飲み始めて1週間続きました。
朝のムカつきがなくなった
ジェミーナを飲み始めて1週間が経った朝、目が覚めた時の胃のムカつきが気にならないほどになりました。



少し胃もたれしているかなぁというような感じです。
この1週間を機に朝のプリンペランを飲むのをやめたのですが、問題なく過ごすことができるようになりました。
ジェミーナを飲む時のプリンペランは継続中です。
飲み始めて1週間位で吐き気が軽減した。
眠気?
ジェミーナのパンフレットには副作用の眠気は書いてありませんでしたが、眠気も出現しました。この眠気も妊娠中を思い出させるような眠気でした。
具体的には、ジェミーナを飲み始めて15日目から出現しました。
普段の生理前でも眠気が出るのですが、まさに同じ時期です。
ピルを飲むことによってPMSの改善も期待できると医師から言われたのですが、PMSがゼロになるかまでは個人差があるので分からないと言われていました。
ピルの副作用なのか、もともとの生理前の症状としての眠気なのかは分かりません。
眠気が出現した時期から考えると生理前の症状なのかなぁというような気がしますが、ピルの副作用の可能性もあります。
ネットで調べてみると、ピルで眠気が出たという人を見かけたので、副作用かなぁとも思っているうちに、眠気が起こることはなくなりました。
動悸、ほてり
ジェミーナを飲み始めてから、動悸やほてりも感じる時がありました。これもまた妊娠中を思い出すような症状です。
動悸やほてりがつらくてたまらないというほどではなく、
- ちょっとドキドキするなぁ
- ちょっとほてるなぁ
と思うような状態です。
出る時間帯や日にちはばらばらで、症状が出てしばらくすると治まります。



体が慣れたのか、1か月ほどで動悸やほてりは気にならなくなりました。
注意すべき副作用は血栓症
ピルには注意すべき副作用があります。それは「血栓症」です。
血栓症を疑う症状が出現した場合は、すぐに医療機関を受診しなければなりません。
ピルを飲む前は、血栓症が起きてしまったら怖いと思ったのですが、産婦人科では妊娠中の方が起こる頻度としては多いという説明を受けました。
また、血栓症予防のためにできる対策もあるので、毎日努めています。具体的には
- こまめな水分補給
- 長時間同じ姿勢をとらない
また、喫煙や肥満、年齢によっても血栓症のリスクは高くなります。
まとめ
ジェミーナのピルを飲んでいる私が実際に体験した副作用についてまとめました。
飲み始めた時は
- どのような副作用が自分に現れるのだろうか
- 副作用の症状はつらくないか
- いつまで副作用はあるのか
と不安でした。
しかし、起きた副作用よりも、生理症状軽減や原因不明の子宮の激痛がなくなるという大きなメリットが得られました。



思い切ってピルを飲み始めて良かったです。
良かったことについての詳細は別記事にて記載します。
- 吐き気は1週間ほどである程度は落ち着いた
- 眠気はPMSが副作用か分からないと思ったが、そのうちになくなった
- 動機やほてりは1か月ほどでなくなった
今は2シート目を飲んでいるのですが、1シート目よりも副作用は少なく服用できています。
一番つらい吐き気については、一緒にプリンペランを飲めば、問題なく過ごすことができる位になりました。



重大な副作用の血栓症には十分注意しながら、飲み続けたいと思っています。
ピルを飲み始めて良かったことについて
私がジェミーナを夜に飲むことに決めた理由


ピルを処方してもらう時の診察について


コメント