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子どもがインフルエンザ脳症になった時の体験談(治療開始まで)

毎年、冬に流行するインフルエンザですが、インフルエンザ脳症という恐ろしい病気はご存知ですか?

私は元看護師なので、インフルエンザ脳症は知っていたのですが、まさか自分の子どもが罹患するとは夢にも思っていませんでした。

この記事では息子がインフルエンザ脳症疑いにて治療が始まった時の体験をまとめました

なお、医師の治療方針や説明などは私自身が聞いて、理解したことを記載しているので、間違いや勘違いなどあるかもしれません。予めご了承ください。

目次

インフルエンザの始まりは発熱から

当時、5歳の息子は幼稚園に通う年中児でした。前日までは元気だったのですが、朝起きると、なんとなく元気がありません。

鼻水や咳などの症状はなく、体温が37.1℃。

息子は普段から熱を出しやすいので、これから熱が上がってくるのだろうなぁと思いながら幼稚園を休ませました。時間がたつにつれて、だんだんと元気がなくなってくる息子。

お昼前には39℃にまであがりました。

息子はよく熱を出すので、よほどのことがなければ1日目は家で様子をみることにしています。今回もこの日は家で様子を見ることにしました。

インフルエンザが流行してきていることも知っていましたが、幼稚園では流行していませんでした。

また、仮にインフルエンザであったとしても発症してから時間がたっていないと思われたので、反応は出ないだろうなぁと思いもありました。

翌日も高熱が続くので小児科受診へ

一晩様子をみてみるも、息子の高熱は一向に下がりません。断続的に40℃台前後の高熱が続くので、小児科受診をすることに決めました。

息子は食物アレルギーと喘息があるため、定期的に総合病院の小児科を受診しています。主治医の先生は週に2日しか外来に出ておられません。

今日がたまたまその曜日だったので、総合病院に受診することにしました。

総合病院の役割を考えると、高熱なら最寄りの小児科を受診するべきではと思われるかもしれません。息子は熱を出すと、きまって喘息の具合が悪くなることもあり、総合病院を受診しました。

今回の受診は予約日ではないので、受診の予約がありません。そのため、朝いちばんで受診すると、待ち時間がかかります。

高熱の息子が長時間待つのはつらいと思い、11時頃をめがけて受診することにしました。

この判断があとで良い結果をもたらしてくれました。

良いといってはいけないのかもしれませんが…

高熱にうなされてもうろうとしている息子

10時半過ぎに家を出るまでは、家で様子をみていました。熱は相変わらず40℃台です。

高熱のためか、ぐったりしてもうろうとしています

普段、38℃台ではそこそこ元気な息子も、39℃を超えると元気がなくなります。今回は前日から40℃前後が続いています。

  • 定期的に水分をとり、排尿もあるので、脱水の可能性も低い。
  • 自分から話すことはないが、話しかけると返事はする。

そのため、高熱のためぐったりして、もうろうとしているのだろうなぁと思っていました。

振り返ると、この時点で怪しかったのだと思います。

その当時は、熱が高いのでインフルエンザかもしれないとは思っていましたが、インフルエンザ脳症だなんて思ってもいませんでした。

小児科での診察

熱が高く、インフルエンザが流行していることからインフルエンザの検査を受けました。

結果はインフルエンザのA型

鼻水や咳の症状も出てきていたので、それらの症状の薬と抗インフルエンザ薬が処方されることになりました。

診察中に主治医から言われたのが、

〇〇ちゃん、今日はグロッキーだね。

という言葉です。普段の診察時には、診察中にじっとせず、診察室内を動き回ってにぎやかな息子がぐったりしているのです。

主治医に話しかけられても、返事もできないくらいにぐったり、もうろうとしていました。

受付で待つ間にけいれんを起こす

診察が終わり、受付の椅子に座って処方箋を待っていました。と、その時座っていたはずの息子が

急に椅子からずり落ちたのです。慌てて息子を見ると、

全身が硬直し、白目をむいてけいれんしていました。

夫は、ただならぬ息子の様子をみて、どうしたのだろうかと慌てふためいていました。

私は一目見て、けいれんだと分かったので、受付に走り、息子がけいれんしていると伝えました。

すぐに診察室へ連れてくるように言われ、連れて行きました。

処置台に寝かせると、「こちらで処置しますので、受付でお待ちください」とのことで、受付で待ちました。

私は元看護師なので、いろいろなことが頭をよぎりました。

  • けいれんは熱性けいれん?
    熱性けいれんは起こしたことがないし、初めて起こすのが5歳とは遅すぎるのでは
  • インフルエンザ脳症や髄膜炎の可能性があるかも…
  • けいれんが左右非対称だったような…重症かも

と、待つ間気が気ではありませんでした。ネットで調べてみるも、出てくるのは不安になるような情報ばかりです。

処置室に入ってから、SPO2といって酸素飽和度を測定する機械の音が聞こえてきます。この音は脈拍のリズムなので、脈がきちんとあることだけは音から判断できました。

5分、10分、15分と時間が過ぎていきます。

けいれん自体は薬で止めることができます。なのに、呼ばれないということは状態が悪いのだろうかと不安が募りました。

けいれんが原因で死に至ることはないはずだけれど…

不安な気持ちを抱えていると、看護師に呼ばれました。

息子は処置ベッドに横になって点滴をしているのですが、様子が変です。

主治医より説明がありました。

  • けいれん自体は薬を使わず1分で止まったこと。
  • けいれんは止まったが、意識が戻らないこと。
  • 熱性けいれんと考えられるが、意識の戻りが悪いので、経過観察のために入院して経過をみるのが良いと思うこと。

息子はうっすら半目で反応が全くありません。手や足、顔が意思とは関係なさそうな感じで時々動きます。

普段の元気な息子の面影は一つもありません。まるで別人です。

入院することになりました。

入院の準備が整うまで別室にて待機

小児科病棟の準備が整うまで、別室にて待つことになりました。

息子をベッドに寝かしてみたのですが、急に手足を動かすことがあり、危ないので夫が抱っこして待ちました。

息子の名前を呼んだり、肩を叩いてみたりするのですが、反応は全然ありません。時折、手が動いたり、足が動いたり、顔が動いたりはするものの、その動きは息子が意図的に動かしているのではないとはっきり分かるものでした。

意識はいつ戻るのだろうか、本当に熱性けいれんなんだろうか…

不安ばかりが募ります。

途中、主治医の訪室があり、「過去に熱性けいれんで意識が戻るのに時間がかかった子がいたから、時間がかかるのかもしれません。とりあえず抗インフルエンザ薬の点滴を始めます。」ということで、点滴が追加になりました。

小児科病棟の病室へ

大部屋、個室の部屋の希望を聞かれたのですが、下の娘の入院経験から個室を希望しました。

かっぱまきこ
下の娘はRSウイルスにて2回の入院経験があるのです。息子は初入院。
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ベッドで病衣に着替えさせてもらうも、意識が戻っていないのでもちろん全介助です。

もちろんトイレなど行くことはできないので、おむつを着用しました。(息子は細いので下の娘のLサイズが入りました。)

ベッドに寝ている意識のない息子の姿を見ていると、意識は戻るのだろうか、もし戻らなかったら…と胸が締め付けられる思いでした。

意識が戻らないまま

息子の意識は良くなることもなく、時間ばかりが過ぎていきます。熱性けいれんで、ここまで意識が長時間戻らないことは考えにくいため、髄膜炎やインフルエンザ脳症の可能性も考えた検査をしていくことになりました。

  • CT
  • 髄液検査

を行いました。明日以降に脳波、MRIの予定。

外来でけいれんを起こした時の点滴を行う時に採血は済んでいます。

  • CTでは頭部に現時点で異常はみられない。(現時点では脳に異常はない)
  • 髄液検査も異常なし。(髄膜炎は否定される)

この検査結果から

確定診断はできないが、インフルエンザ脳症疑いとして治療を始める

と説明を受けました。

インフルエンザ脳症の確定診断は発症後しばらくたったあとのMRIまたは脳波の検査によって決まる。

しかし、その確定診断を待っている間に症状が進行してしまい、手遅れになってしまう。

インフルエンザ脳症の場合、治療は早いほうが良いので、インフルエンザ脳症の確定診断はついていないが、疑いがあるので治療を始めるとのことでした。

点滴による3日間のステロイドパルス療法を行うことになりました。

このあとの息子の経過はこちらに続きます。

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この記事を書いた人

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