私はストウブの鍋が大好きです。
料理をする時は、フライパン以外はストウブの鍋を使います。
初めてストウブを買うなら絶対にラウンドの20cmで決まり! にて紹介しているのですが、デビューしたあとは、2つ目のストウブが欲しくなるはず。
それくらいストウブは魅力的な鍋なんです。
この記事では2つ目以降に購入すべきストウブの「ブレイザーソテーパン」について紹介します。
ブレイザーソテーパンってどんな鍋?
サイズは24cm、26cm、28cmがあります。
この中では24cmが使いやすい。その理由は
- サイズ感がよいこと
- 料理本では24cmのブレイザーを使っているレシピがほとんど
ブレイザーソテーパン(以下、ブレイザーと表記します)はラウンドのストウブとは違った特徴があります。
- 形が浅い
- 蓋の裏の構造が違う
順番に説明します。
形が浅い
ブレイザーはラウンドに比べて浅い形をしています。
比べてみると一目瞭然です。
実際にどのくらい違うの?
計ってみると7cmでした。
ラウンド20cmは9.5cm。
2.5cmの違いですが、使ってみると大きな違いを感じます。
蓋の裏の構造の違い
ブレイザーの蓋の裏には「システラ」という突起がついています。
通常ドーム型の蓋の鍋は、調理中、食材からの水分が上にあがり水滴になり、鍋の端へ流れてしまいます。ブレイザーはその問題を解決するために食材から出た水分をキャッチして食材に投げ返す「システラドロップ構造」で料理を更に美味しくします。
「食材から出た水分を食材に投げ返す」ことで、おいしい料理を作ることができるのです。
ラウンドやオーバルの蓋の裏は「ピコ」と呼ばれる突起です。このピコも食材からたくさんの水分をもたらしてくれます。
ブレイザーでおすすめな調理法は?
ストウブは煮たり、焼いたり、蒸したり、揚げたり、ご飯を炊いたり…とできないことはない位の万能な鍋です。
浅めの鍋にドーム型の蓋が「炒めて煮込む」料理に適しています。
公式サイトには「炒めて煮込む」料理がおすすめされているのですが、これに加え、焼いてから煮込むのに最適!
24cmと直径が大きいのですが、鍋が浅いのでラウンドに比べて早く煮込めるのがメリット
ストウブのフライパンという感じです。
おすすめの調理法を紹介します。
炒めたり、焼いたりしてから煮込む
公式サイトでは「炒めて煮込む」料理に適していると記載があります。
実際、我が家でも一番頻度が多いのが炒めて煮込んだり、焼いて煮込んだりする料理です。
我が家で一番人気の煮込みハンバーグ。
玉ねぎときのこで煮込んだソースがうまみたっぷり!
ハンバーグはストウブでうまく焼けないという悩みを抱えていましたが、ストウブでハンバーグをくっつかずに、しかもおいしく焼く方法をマスターしました!
こちらに書いていますので、併せてご覧ください。
煮込みハンバーグでは片面を焼いたらひっくり返し、玉ねぎやきのこ、ソースの材料を入れて煮込みます。
この煮込みハンバーグは「ストウブ&無水調理でおいしい!ふだんごはん」のレシピを参考に作っています。
この本については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ストウブで無水調理をするなら大橋由香さんのこの2冊がおすすめ
炒めて煮込むなら「フィリピン風 鶏と豚のさっぱり煮」が簡単でおいしいです。
これは「大きめストウブで煮込むだけのごちそう」のレシピを参考にしています。
この本についてはこちらの記事にて紹介しています。
ストウブを使い分けたり煮込んだりと慣れた人向けにおすすめな2冊
他にもおすすめなのがすき焼きです。
野菜のうまみが加わった割り下がとてもおいしいですよ。
蒸す
ラウンド20cmでもおいしく蒸すことができるのですが、一度にたくさん蒸したい時にはブレイザーがおすすめ。
蒸す時は鍋底に接していた方がおいしく、均等に仕上がります。
食材が多いと、野菜が重なり合って鍋底に接することのできない野菜がでてきます。
もちろん蓋をして蒸すのでおいしく火は通るのですが、鍋底に接していない分、火の通りが甘かったり、焼き色がついていなかったりします。
ブレイザーは直径が大きいので、一度にたくさんの野菜が蒸せる!
我が家では、野菜をたくさん食べたい時に冷蔵庫の野菜を何種類か一緒に蒸します。
単品で蒸してももちろんおいしいのですが、いろいろな野菜を一緒に蒸すことで、それぞれのうまみが合わさってよりおいしくなります。
玉ねぎ、人参、キャベツ、きのこ、ねぎなど、その時にある野菜たちを一緒に蒸すだけなのに、立派な1品に仕上がります。
普段、あまり食べない野菜でも蒸し野菜だと、子ども達もおかわりして食べるんです。
焼く
フライパンのようにして焼くのにも適しています。
私は鶏肉を焼くことが多いです。
鶏もも肉はもちろんおいしいのですが、切り分けた鶏むね肉のソテー。
おいしく作るポイントは
- そぎ切りにした鶏むね肉に塩と砂糖をまぶしておく。やわらかくなります。
(量は小さじ半分ずつ位、一晩おくとなおよいです) - 焼く前に片栗粉をまぶす。
- 鶏むね肉を入れる前に、ブレイザーから白い煙が出るくらいに熱する。
一番のポイントは、きちんとブレイザーを熱すること。
また、片栗粉をまぶすことで食感が良くなり、たれがからみやすくなります。
ポトフや鍋にもおすすめ
自家製ベーコンで作るポトフもブレイザーを使っています。
ラウンドのストウブを使って、スープたっぷりに作るのもおいしいのですが、ブレイザーで作ると具材メインの食べ応えのあるポトフになります。
まとめ
2つ目以降におすすめなストウブのブレイザーについてまとめました。
実は我が家にやってきたのは2番目ではないのですが、今では料理に欠かせない大事なお鍋です。
使い勝手が良く、2台目に購入するのがおすすめ
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