私は怒りやすいです。
そんな自分を変えたいと思い、過去に挫折してしまったアンガーマネジメントの本を読んで、再び勉強しているところです。
今回は2冊目。
「誰にでもできるアンガーマネジメント」という本を読み終えました。

さくっと読みやすい構成
「誰にでもできるアンガーマネジメント」は5章から成っています。各章は、細かい話が集まってできているのですが、1つ1つの話が短いので読みやすいんです。
1冊を一度に読み切ることができれば一番良いのですが、なかなかまとまった時間が取れないことも多いですよね。
そんな時、1つの話がシンプルなので自分のきりの良いところで一休みすることができます。
また、シンプルな話がたくさん集まって構成される本書を、読めば読むだけアンガーマネジメントに対する知識が深まっていきます。
堅苦しさはなし
新書はいろいろな分野の専門の本が揃っていて、知識を身につけるにはもってこいなのですが、中には専門的なあまりに
- かたくて読みにくいな
- 初心者には難しかったかな
と思ってしまう本もありませんか?
私は、読みにくいと思った場合に、読むのをやめてしまうので「読みやすくて、親しみやすい本」が好み。
「誰にでもできるアンガーマネジメント」は、私でも最後まで読み切ることができる親しみやすさがありました。

恥ずかしながら、初めて読み切れた新書でした。
私が衝撃を受けた箇所
本書を読んで、衝撃を受けた箇所はいくつもあるのですが、1つを紹介します。
自分が信じている「~べき、~べきでない」が裏切られたときに怒りを感じるのです。
「誰にでもできるアンガーマネジメント」より引用
この文章を読んで振り返ってみると、私は自分の中に「~べき、~べきでない」が多くあることに気が付きました。
人はみんな自分の信じている「~べき」があり、それが全部正解で程度問題なのですから、『そういう「~べき」もある』と考えるようにしましょう。
「誰にでもできるアンガーマネジメント」より引用
自分の「~べき」も、他の人の「~べき」も全て正しい。
自分も相手も否定しないことが大切なんだと学びました。
自分に適した方法が見つかるはず
「誰にでもできるアンガーマネジメント」には、実際にアンガーマネジメントを利用するためのありとあらゆる方法が記載されています。たくさんの方法があるので、
- これなら実践できそう
- まずはこれを試してみよう
というものが、きっと見つかることでしょう。
たくさんの方法が載っているからといって、全てを実践しなければならないことはありません。
もちろん、全てを実践できれば素晴らしいのですが、なかなか難しい。



私は、心がけようと思うことを1つ選んで、達成できるようになってきたら次の目標としています。
読んでみたけど難しいと思った人は…
「誰にでもできるアンガーマネジメント」は新書ながらも親しみやすいと書きましたが、私がそう感じたのは先に「ママのアンガーマネジメント 8つのマジック」を読んだことも影響しています。
「ママのアンガーマネジメント 8つのマジック」は、初めてアンガーマネジメントに触れるという方にはとっておきの1冊です。
- アンガーマネジメントについて、より理解を深めたい
- 2冊読む余裕がある
- 「誰にでもできるアンガーマネジメント」は挫折してしまった
という人には「ママのアンガーマネジメント 8つのマジック」をおすすめします。




まとめ
この記事ではアンガーマネジメントについて知識を深めることができる「誰にでもできるアンガーマネジメント」について紹介してきました。
本書に記載してあることが身に付いたなら、「怒り」とうまく付き合って人生が豊かになること間違いなし。
アンガーマネジメントについて、しっかり理解して実践したいという人にはうってつけの1冊



怒りをコントロールすることで、日々が穏やかにいきいきと過ごせるはず


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